★英検二次対策

★英検二次対策

「英検情報館」の英検二次対策ページです。英検二次試験はスピーキングの能力をみるテストですから実践練習の積み重ねが一番です。効果的な二次面接法でをお伝えしています。

想起に実践演習に取り組む

二次試験・・・試験官にスピーキング力を目前で判断されるので緊張感は高まります。どうしても不安はつき物です。一次試験が終わってから十分な準備ができないまま、受験本番になってしまったとならないように一次合格の有無にかかわらずすぐに練習をスタートしましょう。

二次試験の合格ラインは一次試験同様およそ60%程度です。合格率は1級61.8%、 準1級87.3%、2級82.3%、準2級83%、3級92.5% で毎回大きなブレはありません。級があがるにつれて自分の考えを説明するような問いが増えます。的確な練習を重ねていれば誰しも合格ラインに到達できます。しっかりやって、本番はリラックスして臨んでください。

各級の面接内容(1級は試験委員2名、他級は1名)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面接内容
1級 スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなどの観点で評価
準1級

ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする
意欲や態度などの観点で評価

2級 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価
準2級 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報 量、積極的にコミュニケーシ ョンを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価
3級 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価

 

英検二次試験に強くなるには

こういう試験ではふだんからできるだけ英語に接して、意識的に英語を使っていないと本番ではなかなか思うようにしゃべれないものです。 以下、英検二次試験を乗り切るためのポイントと対策を述べたいと思います。
英検二次試験の練習する際に、次の5つの留意点


(1) ナレーションは読みの切り方が大切です。意味上で読んでいくようにしましょう。細切れ読みにならないようにすることです。しかし、完璧をねらおうとしないことも大切。
(2) 自分の知っている範囲の語彙や構文で言えないか工夫する。無理に高度な表現を使わずに、できるだけシンプルに試験官に伝える気持ちで話す。
(3) 面接カードの内容は多岐にわたっていますので、ふだんからあらゆる事に関心を持ち、話題について自分の意見を英語で表現できるようにしておく。特にニュース性のあるカードが出題されます。学校生活、スポーツ、オリンピック、環境など。
(4)  質問の内容が理解できても、自分にだけわかるような小さな声でぼそぼそしゃべったり、意味不明のことはいわない。面接試験官がしっかり聞き取れるような大きな声で話すことが大切です。ここでのポイントは間違いを恐れないことです。
(5) とにかく最後まで一生懸命に心をこめてしゃべる。この積極的に話す態度がとても大切です。これも点数として採点されます。

 

英検二次のスピーキング力を高めるには

スピーキング力は単独で身につくものではなく、リーディングやリスニング力との相関により決定します。英検二次は、スピーキング力を試す試験なのですが、リスニングやリーディング、英作文力が土台となっています。その場で言いたいことが言えるということは英文が頭の中で音声英作文として働き、それもほぼ瞬間的に構築できるということなのです。
そのためにも日ごろから二次対策を意識してリスニング・英作文・リーディングなど複合的な積み重ね訓練が不可欠です。また口語表現はいきなり難しい単語や言い回しよりもやさしめ表現を口に出して使えるように訓練していきましょう。

 

二次面接への学習ステップ

しっかり読んだら、すぐに練習ですよ!
ここでは二次試験直前のスピーキング対策の具体的な方法をステップを追って提案しています。十分な準備を重ね、本番で力を発揮してください。
具体的方法は

(ステップ1) まず自分なりにチャートの説明や質問に対する回答集をノートに英作文してみます。

 

(ステップ2) 次に模範解答と比較しながら自分の表現をチェックしてみます。(注意!模範回答と同じ必要はありません)ここで大切なことは、模範解答を参考にしながら、ミスを修正しましょう。
模範解答の中で今の自分が覚えるべき表現がないか探します。 知らない表現や馴染みのない表現を見たら、辞書で意味と用法を確認します。そして何度もリーディングを繰り返します。この基本的なことをやるかやらないかで後大きな進歩の差が出てきます。

 

(ステップ3) 今度はそのチェックした表現を使ってもう一度自分で絵の説明や質問の答えを英作文します。ここでは「これはいい」と思う表現を使いながら言いたいことが言えていればOKとします。
自分の英語表現があやしいか、あまり自信がない場合は上級者に確認するか、またその表現は使わずに辞書や解答にある表現を使うようにします。

 

 

(ステップ4) できあがった英作文を少なくとも10回音読します。その際できるだけ試験官に話すようなつもりで音読することがポイント。もし一つの英文が長過ぎたら短くして、言いやすくすることもポイントです。
(ステップ5) 数日後、今度はキーワードだけをいくつか拾い出し、それだけを見ながら言えるか口頭で練習します。 一つのトピックでもけっこう時間がかかりますが、でも必ず進歩があります。特に準2級以上の受験者におすすめです。
上級にいくほど中途半端な学習では効果が生まれません。完璧にはいかないかもしれませんが、合格点を取るレベルに必ず到達しますので、みなさんもあきらめずに是非実行してください。

 

(ステップ6) この段階まで到達したら、身近の人に(ナチョナルスピードで英語の質問ができる人)、に試験官になってもらい最後の仕上げをしていくと自信につながります。身近にいなければ英検二次問題集CDを大いに活用して下さい。
最後は気合とリラックスのバランスです!!

 

二次合格への必須教材

 

⇒スピーキング力をつける教材一覧